「確か本を書いていませんか?」え、なんで知っているの?
「私、読んで、まだ部屋に置いてあります。」
ある宴会の席で、初めて会ったコンパニオンの女性から言われてびっくりした。
周りの人も「えーっ本を書いているんだ」と意外な顔をする。
唯の飲んべいのオジサンがまさか本を書いているとは。
東日本大震災の翌年(2012年6月20日)に社内向けに出した本。
自分のことを少しでも理解してもらおうと思って、思うがままに書き綴った本。
跡見学園女子大学のSゼミ30人の学生から、感想文までいただいた。
中学校の同級生からは「あのお前がまさかこんな本を書くとは」と言われ、出版記念パーティまでしてくれた。
自分のことを分かってもらう難しさ、何で分かってくれないんだろう。
だが待てよ、言っていることとやっていることが違うぞ。いつも反省です。
出会ってから40年、結婚して36年、あなたは昔から言っても聞かないから。
自分で自分のことを知っているつもりでも、意外と他人の目の方が正しいのかもしれません。
(代表取締役 増田 敏政)