言の葉
KO-TO-NO-HA
~ 家族と仕事 ~
佐々木常夫 著
『そうか、君は課長になったのか』
という本を読んだのですが
その中にとても感動した言葉がありました
* * * * *
家族の問題で苦しんでいる時に
私を支えてくれたのは仕事だったからです。
仕事の達成感、充実感が私を支えてくれていたのです。
もしも、仕事を辞めて朝から晩まで家にいたら、
気が狂っていたかもしれません
* * * * *
佐々木氏は、東レの課長時代、
病に倒れた奥様と自閉症の長男を抱えながら
数々の事業を成功させたそうです
妻の入院と3人の子どもの世話のために
午後6時には退社しなければならなかったそうです
その後、奥様はうつ病を併発
現在は完治
私には、とても佐々木さんのようには
できそうにありませんね
私にも同じような経験があります
大変な時もありましたが
仕事があったから
何とか平静を保っていられたのかもしれません
仕事をするということは
ただ単にお金を稼ぐだけではない、
奥深い力を感じずにはいられません
皆さんは、そんな経験はありませんか?
人それぞれ色々な境遇があります
自分だけは、
家族だけは、
何事もなく普通で生きていきたい
この「普通」に生きるということが
なんと難しいことか…
つくづく思う次第です
増木工業株式会社
代表取締役 増田敏政
~ クレーム=✖(バツ)+ ✖(バツ)の原則 ~
今日はクレームの話です
クレームは
お客様の言ったこと
希望したこと
思ってたこと
約束してたことに
こちらがきちんと応えていなかったために起こります
クレーム=✖(バツ)+ ✖(バツ)
の原則があります
バツの人間とバツの人間が合わさるとクレームになる
どちらかが〇(マル)であるとクレームになりません
〇(マル)と〇(マル)とが合わさると感動になる
「お客様には話してあります」
「職人には言ってあります」
でも、クレームになる
お客様には分かるように説明したのだろうか?
職人にはきちんと指示したのだろうか?
約束は忘れていないだろうか?
メモは取っただろうか?
そんな小さなことと思ったことが大事につながります
「あの人なら大丈夫」と言われるようになりたいものです
その時には仕事も楽しくなる
お客様から褒められ、正の回転につながります
増木工業株式会社
代表取締役 増田敏政
~ 『できるな』と思う人材は? ~
私が、いつも「この人間はできるな」と思うのは
判断の材料を
「的確に」
「明確に」
「手短に」
「わかりやすく」
提供してくれる人です
強引に自分の意見の方に引き込むのではなく
相手の立場、場をわきまえて意見を言える人です
自分の意見が100%正しいとは限らないし
間違いもあるし
相手の好みが違っていたり
気分で断られる場合もあるし
保留もあるし
様々です
しかし、判断材料は的確に・正確に伝えたいものです
(手短に、わかりやすくは、ともかくとして)
これが出来ない人は、当然自分の意見もいい加減なものになります
今までの経験から、100%そうでした
私も間違った判断材料がもとで
とんでもない返答をし、会社に損害がでたことがあります
普通であれば、事実を確かめてから判断するのが筋道でした
大失敗でした
現場でも、仕様決めや追加工事、毎日判断する面が起こります
その時に、いつも思い出してください
判断材料は
的確に、正確に、手短に、わかりやすく
そして意見は相手の立場、時(タイミング)を考えてください
増木工業株式会社
代表取締役 増田敏政
~ 現場が営業最前線 ~
今日は「現場が営業の最前線」という話です
いくら営業が上手いことを言っても
サービスをしても
接待ゴルフや接待飲食をしても
現場の出来不出来にはかないません
そこでお客様は【よく出来ているな】と感じるのです
「現場は汚いけれど、良い材料は使っていますよ!」
「現場はだらしないけれど、しっかり作っていますよ!」
これでお客様に信じてくれと言えますか?
「増木はどこにも負けないきれいな現場をつくります!」
社長が、増木感謝の集いで約束したことです。
もう一度
「現場が営業の最前線」という意味を言葉で流すのではなく
実施してください
増木工業株式会社
代表取締役 増田敏政
~ 重要な『日』の話 ~
今日は、重要な『日』の話です
1.大安日
2.雨の日
3.月曜日
私が大事にしている営業のための日です
1.大安日=営業のためにある日
大安だからその日に契約しましょう
大安だから見積りを持ってきました
大安だからこの日から工事に入りましょう
大安を理由にして、いくらでも営業できる
こんな便利な日はない
2.雨の日=お客様がいてくれる日
話を聞いてくれる日
こんな確率の高い日はない
特に大雨がいい
3.月曜日=お客様から電話がある日(朝)
向こうから仕事を頼んでくれる日
休みの日に何かやることや気がつくことが多い
だから月曜日の朝に電話してきてくれる
月曜日の朝は
なるべく時間を空けておき
打合せはなるべく午後にしよう
日を大事に営業に結び付けよう!