賃貸不動産経営管理士のお仕事
[20.01.20]
初めての掲載となる今回は、賃貸不動産経営管理士の仕事について少しご紹介させていただきます!
=賃貸業への支援業務=
賃貸不動産経営管理士は、日常的に貸主様と接しています。
管理している物件の長所・短所を一番熟知している者であり、その知識をもとに貸主様の身近な
相談者として不動産活用に関して企画提案し、相談にのることも、賃貸不動産経営管理士の業務です。
=賃貸管理業=
賃貸管理業者には、賃貸管理を通じた資産運用や時代とともに変化し多様化する借主様の
ニーズを捉え、良質な借主様の確保からその借主様にとって、安全・快適・便利で良質で豊かな
住環境を提供していく責務があります。
=快適な環境整備=
地価の二極化が示すとおり、不動産市場には好調なエリアがある一方で、空室対策に苦しむエリアも
少なくありません。借主様市場のもとで、入居率を維持し不動産収入を確保するためには、入居者の
入れ替えに伴う新たな入居者様からの一時金収入とその際の賃料引き上げに期待する従前の考え方
ではなく、できるだけ優良な借主様に長く借りてもらうことが大切です。
そのために物件の維持管理、快適な環境整備、物件のハード面からの商品価値の維持管理を努める
とともに、トラブル等が発生したときに早期解決が図れることで借主様のスムーズな入れ替えが
可能となります。管理業者は快適な環境整備という大きな役割を担っています。
=定期報告=
管理業者は、日々の業務について、委任者である貸主様に対し月次および年次で報告します。
- 月間収支報告・活動報告
- 請求・入金報告・支払・未収明細
- 送金明細・賃料・共益費・敷金・礼金
- 空室状況、新規契約状況・募集活動報告
- 修繕工事状況・修繕明細
報告には、定期的に行うものと、必要に応じ不定期に行うものがあります。
いかがでしたでしょうか?少しでもご興味を持っていただければ幸いです。
今後も経験の中から様々なお話を皆さまへお届けできればと思います。
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宅地建物取引士
ファイナンシャル・プランナー2級
賃貸不動産経営管理士
五十里浩一
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