土地家屋調査士ってどんな仕事?
[20.03.01]
「土地家屋調査士」耳慣れない職業と思いますが、皆様の大切な不動産を守る職業です。
その内容は不動産の表示に関する登記に必要な土地・建物の測量・調査及びその申請業務です。
例えば、土地を売却する際には今は必ずと言ってよいほど「確定測量」が求められます。
資料を調査・整理し事前の現地測量を行い、隣地所有者の境界確認を得る。
又、現地に境界標のない部分に仮の境界標を明示し確認を得る。簡単に言うとこんな事と思います。
スムーズに進む現場だけでなく、隣地所有者の居所が解らない(空家問題等で)、
立会い日の調整がつかない、隣地所有者と昔から不仲など、時間のかかる現場も少なくありません。
皆様が隣地所有者として立会の依頼をされたなら快く受け、立会いを行ってください。
これは皆様のためでもあるからです。立会いした部分は境界確定するのですから。
―申請業務とは―
土地については上記のように境界確定した土地の地積(面積)に
登記面積との差がある場合に土地地積更正登記、その土地の一部を売却するための土地分筆登記、
農地に建物を建築し、農地から宅地への土地地目変更登記です。
建物については建物を新築した際の建物表題登記、建物を取り壊した際の建物滅失登記などです。
建物を新築する際は借り入れをすることが多いので、金融機関より登記申請するよう指示があり
登記されると思いますが、そうでなくとも表題登記は済ませてください。(申請義務があります)
皆様の大切な不動産をお守り致します。
土地家屋調査士 関口 芳文
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